2012年6月15日金曜日

ミスチル

今日は、Mr.Childrenについて。
友達とミスチルのライブDVDを見ていてちょっと話題になったので。
わたしは彼の書く歌詞が好きで、デビューした頃からのファンです。


ボーカルの桜井さんは歌が上手くて声がいい。顔もよけりゃ作詞作曲もこなす。
そして、きっとお金持ち。
平凡な男から見ると、うらやましい限りです。
もてない男の情けないひがみなんですけどね。


そんな桜井さんも、15年程前に不倫や離婚を経験しています。
ほぼ同時期に書かれた曲、「Everything (It's you)」の歌詞を抜粋して紹介します。

夢追い人は旅路の果てで
一体何を手にするんだろう
嘘や矛盾を両手に抱え
「それも人だよ」と悟れるの?

愛すべき人よ 君に会いたい
例えばこれが 恋とは違くても

STAY
僕が落ちぶれたら 迷わず古い荷物を捨て
君は新しいドアを 開けて進めばいいんだよ

STAY
何を犠牲にしても 手にしたいものがあるとして
それを僕と思うのなら もう君の好きなようにして
自分を犠牲にしても いつでも
守るべきものは ただ一つ
君なんだよ
いつでも 君なんだよ


人によって解釈はいろいろあるとは思いますけど、とても意味深な歌詞です。
その時の彼の心境をあらわしているように思えます。
結婚した後に運命の人にめぐり会い、何を犠牲にしても手に入れたいって思ったんですかね。
なんとなく、わかる気もします。


もう一つ、2001年に発売されたシングル、「優しい歌」の歌詞です。

誰かが救いの手を 君に差し出している
だけど 今はそれに気付けずにいるんだろう

しらけムードの僕等は 胸の中の洞窟に
住みつく魔物と対峙していけるかな

一吹きで消えそうな 儚い願い
言いかけて飲み込んで 恥ずかしくなる

魂の歌 くすぶってた 照れ隠しの裏に忍ばせた
確信犯の声

出口の無い自問自答 何度繰り返しても
やっぱり僕は僕でしかないなら

どちらに転んだとしても それはやはり僕だろう
このスニーカーのヒモを結んだなら さぁ行こう

簡単に平伏した あの日の誓い
思い出して歯痒くて 思わず叫ぶ

後悔の歌 甘えていた 鏡の中の男に今
復讐を誓う

群衆の中に立って 空を見れば
大切な物に気付いて 狂おしくなる

優しい歌 忘れていた 誰かの為に
小さな火をくべるよな
愛する喜びに 満ちあふれた歌

桜井さんがお子さん(名前は優歌さん)のために書いた歌(優しい歌)と言われています。

しらけムードの僕等・・・うまくいっていない男女って感じでしょうか。
あの日の誓い・・・誓いといえば結婚かな。
後悔の歌・・・なにを後悔しているんでしょうね。
これは、解釈が難しいですね。


ちなみに、たくさんあるミスチルの楽曲の中で、わたしが一番好きな歌詞は「GIFT」の中の一節。
大切な人と二人で、人生を歩いていくときの思い、でしょうか。

知らぬ間に増えていった荷物も
まだなんとか背負っていけるから
君の分まで持つよ だからそばにいてよ
それだけで心は軽くなる