2012年12月24日月曜日

飛行機ターン

今日もスキーのレッスンでした。
朝の気温はマイナス8℃、鼻の穴も凍る寒さ。
午後からは雪も降り出し、体が冷え切ってしまいました。


初心者のレッスンでよく見かける練習に、
プルークスタンスで両手を広げ左右に傾いて滑る、というのがありますが。
指導者と生徒が全く反対の動きになることがよくあります。


指導者のデモンストレーションは、に傾いて、にターン。
でも生徒は、に傾いて、にターン。
見事に逆に曲がっていきます。
リフトから見ていると笑っちゃいます。
生徒は、特にこどもは、自転車や飛行機のイメージが強いのでしょうね。
傾いたほうに曲がっていくのが自然みたいです。


多くの指導者がこの練習を使っていますが、わたしはほとんど使いません。
経験的に、あまり有効ではないからです。


プルークスタンスでターンをするには、大まかに3つの方法があります。
  1. 脚のひねり
  2. スキーの開きだし
  3. 加重移動
わたしは、上の順序で指導していきます。
ほとんどの場合、脚のひねりでターンできるようになってしまうので、加重移動は使いません。


指導法はいろいろありますが、やはり効率よく生徒を上達させたいですよね。
わたしもまだまだ勉強です。