2012年、準指導員の理論検定対策です。
スキー教程の技術編です。
これくらい頭に入れておけば落ちることはないでしょう。
「自然で楽なスキー」と「谷回り」はでそうですね。
わたしはこれでテストに挑んできます。
どうなることでしょうか。
「スキーの歴史」
(1)マチアス・ツダルスキー
- 1856~1940、オーストリア
- 「リリエンフェルトスキー術」を出版
- アルペンスキー術の生みの親
(2)テオドール・エドレル・フォン・レルヒ
- オーストリア・ハンガリー帝国の将校
- 1911年1月12日に、新潟県の越後高田で日本で初めてスキー講習会を開く。
- これを記念し1月12日はスキーの日に。
(3)ハンネス・シュナイダー
- 1890~1955、オーストリアのスキー教師
- アルペンスキーの父
- アールベルグスキー術、ホッケ姿勢(しゃがみ姿勢)
- 1920年に映画「スキーの驚異」を発表。
(4)シュテファン・クルッケンハウザー
- 1904~1988、オーストリア国立スキー学校の総責任者を務めた。
- オーストリアスキー教程を発刊
- 脚の曲げ伸ばしを使う「ベーレンテクニック」
- 外向傾姿勢
(5)エミール・アレー
- 1912~、フランス
- 1938年「スキーフランス」発刊
- テンポ・パラレル・シュブング
- ローテーション、上半身の振込動作
「 スキーの指導」
(1)目的と手段
- 上位目的に「スキーの楽しさ」があり、その手段として「技術」がある。
- そのために「技術習得」という下位目的が設定され、その手段として「技術指導」がある。
(2)学習者と指導者の立場
- 指導者は常に学習者の「満足」を達成できるように、支援する立場が基本である。
- 指導者は、学習者が「スキーの楽しさを体験し、生涯スキーの基礎づくり」を獲得できるように学習活動を支援する。
(3)外脚主導と内脚主導
- 内脚主導 ← ⇔ → 外脚主導
- 大回り 中回り 小回り
- 緩斜面 中斜面 急斜面
(4)スキー技術の指導展開
- 指導展開1(スキー操作、外脚主導)
- 制動回転技術を学ぶ(プルークボーゲン)
- 制動回転技術を学ぶ(シュテムターン)
- 抜重回転技術を学ぶ(パラレルターン)
- 指導展開2(スキー操作、外脚主導)
- 回転技術を学ぶ(プルークボーゲン→プルークターン→パラレルターン)
- 回転技術を高める(パラレルターン大回り、小回り)
- 回転技術で楽しむ(総合斜面、コブ斜面)
- 指導展開3(身体運動、内脚主導)
- 回転技術を学ぶ(制動要素のターン→推進要素→パラレル)
- 回転技術を高める(パラレルターン大回り、小回り)
- 回転技術で楽しむ(総合斜面、コブ斜面)
(5)スキーの運動技術
①導入技術
- 用具の取り扱い方(スキーの着脱、ポールの握り方)
- 準備運動
- 基本の姿勢(ナチュラルスタンス、ワイドスタンス)
- 転倒時の対応
- 歩行
- 滑走(片足滑走、推進滑走、スケーティング)
- 方向変換(外回り、内回り、キックターン)
- 登る技術(階段登行、開脚登行)
- 滑降技術(直滑降、斜滑降)
- 制動技術(プルーク、片プルーク、横滑り)
「スキーの技術」
(1)自然で楽なスキーのコンセプト
「スキー競技の種目」
(1)アルペンスキー
(1)自然で楽なスキーのコンセプト
- 「重さ」で滑る
- 「両脚」で滑る
- 「谷まわり」で滑る
(2)「谷回り」のメカニズム
- 重力による落下運動
- 二軸運動意識
- 体幹主導
- ニュートラルポジション
- フェース・コントロール
「スキー学習の構造」
(1)志向別スキーの展開
(1)志向別スキーの展開
- 健康志向
- 斜面克服志向
- コブやオフピステ、急斜面を克服したい。
- 競技志向
- 他人とタイムを競う。
(2)学習効果に役立つ評価の分類
- 診断的評価
- 事前に得られる情報からの評価
- 形成的評価
- 学習の進行中の評価
- 総括的評価
- 結果から判断する評価
(3)基準による評価の分類
- 絶対評価
- 相対評価
- 個人内評価
(4)実施者による評価の分類
- 自己評価
- 他者評価
- 相互評価
「スキーとトレーニング」
(1)ルーの法則
(1)ルーの法則
- 筋肉は使わなければ衰え、適度に使えば維持増進、過度に使えば障害を起こす。
(2)トレーニングの3大原理
- 過負荷(オーバーロード)の原理
- 日常生活でかかっている負荷より大きい負荷でトレーニングすること。
- 可逆性の原理
- トレーニング効果はトレーニングを止めるとなくなってしまうこと。
- 特異性の原理
- トレーニング効果はトレーニングをした体の部位や運動にのみ得られること。
(3)トレーニングの一般的原則
- 個別性の原則
- 人それぞれにあったトレーニングをしましょう。
- 全身性、全面性の原則
- 全体的にバランスよくトレーニングしましょう。
- 漸進性の原則
- 徐々にトレーニング強度を上げていきましょう。
- 継続性(反復性)の原則
- トレーニングは続けて行いましょう。
- 自覚性(意識性)の原則
- トレーニングする部位や効果を理解してトレーニングしましょう。
- 栄養と休養の原則
- トレーニング前後で十分な栄養補給と休養を取りましょう。
(4)体力要素
- 行動を持続する能力(持久力)
- 行動を起こす能力(筋力)(ローカルスタビライザーズ、グローバルスタビライザーズ、モビライザーズ)
- 行動を調整する能力(柔軟性、平衡性、巧緻性)
(5)トレーニング計画
- 系統性と漸進性の原則
- 科学性と創造性の原則
- 適合性と反復の原則
- 意志性の原則
「スキー競技の種目」
(1)アルペンスキー
- 滑降
- 回転
- 大回転
- スーパー大回転
- パラレルレース
- 複合種目(アルペンコンバインド)
- 団体競技
- クロスカントリー
- ポピュラークロスカントリー
- ローラースキー
- ローラースキーコンバインド
- ジャンプ
- ジャンプ団体
- スキーフライング
- ノルディックコンバインド
- ノルディックコンバインド団体
- スラローム
- パラレルスラローム
- 大回転
- パラレル大回転
- スーパーG
- ハーフパイプ
- スロープスタイル
- スノーボードクロス
- ビッグエア
- アクロ
- デュアルモーグル
- モーグル
- エアリアル
- フリースタイル複合
- ニュースタイル